こんばんは、あるぱかです。
最近、三菱電機の新卒社員に対するパワハラに関するニュースが話題となっています
取材に「(三菱電機は)極限まで追い込んで成果を出させる体質だった」と振り返った。研修時から怒鳴られ、配属後の職場は上司の「死ぬ気でやれ」といった怒声が延々と響き、社員の1割以上が精神疾患で休職したという。
https://www.sankei.com/affairs/news/191207/afr1912070012-n1.html
これが本当でしたら相当なパワハラ気質な部署であったといえます
大企業は部署によって、上司によって変化するため、三菱電機の全てが異常である、とは言い難いですが、上記のような土壌があったといえるでしょう
今回は私の勤め先である通信キャリア事業者の共産主義国家のような実情を語っていこうと思います
※今後更新していく予定です
共産主義とは
まずは簡単に共産主義とは何かについて触れていきます
Wikipediaから引用します
共産主義(きょうさんしゅぎ、英: Communism、)とは、政治や経済分野での思想や理論、運動、政治体制のひとつ、財産の一部または全部を共同所有することで平等な社会をめざす。その理念、共有化の範囲や形態、あるいは共産主義社会実現のための方法論などには古くから多数の議論があり、このため「共産主義」の定義は多数存在している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E7%94%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9
通信キャリア事業者では「設備」を社員みんなで共同保有し、それなりの報酬・それなりの待遇を維持するために活用されています
「何を言ったか」ではなく「誰がいったか」が重視される世界
基本的に皆社内の上の人たちを見ながら仕事をしています
そのため、上司に気に入られる資料を作成し上司に承認もらえるような起案をし上司の顔色をうかがいつつ意見を述べる、そんな世界となっています
使用するお客様は二の次で、基本的には社内が最優先な世界です
最近、特に強く感じたエピソードとして、会議において自分の意見としてとある意見を述べたら却下されましたが、自分の上司の名前を借りて話したところ一発でOKがでる、といったことがありました
上に従って仕事をしていればそれなりの待遇、それなりのステータスと、かなり多い休みが手に入るため、若手は自分で考えることをやめ、上に従って生きているだけの社員が多くいます
かくいう自分も新入社員時代に追い求めていた理想を捨て、考えずに仕事をしている若手の一人です
ポストでもちきりな飲み会
もちろん飲み会が多いです
多いときには週4回あります
※私は基本的には参加しませんが・・・。お客様がきたときなどは出席しなくては人権がなくなります
その飲み会でよく出てくる話題が「ポスト」の話
官僚でもないのに、次のポストの話を誰もが楽しそうにしてきます
正直、私は興味ないですし、それなりの待遇で省エネで働いて不労所得を大きくしてければどうでもいいので受け流していますが、本当にみんなポストの話が大好きです
ご年配の方々と飲むとき、話題に困ったらポストの話を振っておけば間違いありません。
みんなうれしそうに自分の希望や、だれそれの噂話をしてきます
本当にどうでもいいですが、この会社がずっと永遠に存続し続けるとでも思っているのでしょうか
パワハラの話
パワハラをするとどっかにとんでいき、戻ってこなくなります
近年はホットラインが開設され、そこにたれこみがあると調査され、その調査でクロと診断されると飛ばされるようになりました
子会社など、微妙な会社へ出向し、その後戻ってこなくなります
こういった世界では非常にありがたいですしもう二度と戻ってほしくないものです
メンタルヘルスの話
職場にもよりますが、私の部署では多いです。
勤務しているフロアはおおよそ60人前後が働いていますが、フロア内に3人鬱病の方がいます
通信インフラ事業者は、ほぼ全国の設備を一手に担っているため、担当であっても数千人、時には数万人に影響がでる施策を遂行しなくてはいけません。
そしてその施策も前述した通り、上の方々をみて作られたものであるため、現場の意向を無視したものであることも少なくありません
「絶対に現場からは受け入れられない施策をやらなくてはいけない、展開しなくてはいけない状況で、一番負担がかかるのは本社の若手となります。
電話会議で現場の方々からものすごい反発をくらい、しかしながら上司には相談できず、かといってその現場の意見に自分の心は同意しているため、強く施策遂行をすることができない・・・。
そんな状況でみんな心を壊していきます
また、心を壊しても手厚く守ってもらえるため、心を壊しやすいというのもメンタルヘルスが多い一つの要因かと思われます
まとめ
いつもとは違う毛色のことを書いてきましたが、このページでは自分が見てきた会社の話を逐次更新していこうと思います
参考になる話ではないですが、こんな世界もあるんだな、と感じてもらえれば幸いです
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